このエッセイ集の中にある義援金の話しを読んでいただきたいです。
街で義援金の募集をしているのを最近も見かけます。 全部が本物の義援金募集でしょうか…、また義援金は募集活動を行うのが正しい方法なのでしょうか…。
そういう疑問を東野圭吾さんは阪神大震災後の義援金募集活動をしている若者達を見て思ったそうです。 私も同じ疑問を感じていました。
が…そのもやもやとした想いを切れ味鋭いタッチで完結にまとめています。 このあたりが、流石にプロだなぁ…という感じですね。
私の周りで義援金をある程度のまとまった金額を寄付している人の多くは該当での寄付をしていないです。 振り込みか…会社での義援金募集活動を通じての寄付をしています。
該当での義援金募集…確かに意義のあることだとは思いますが、本当にそれが出来る事の全てなのでしょうか…。
義援金以外の物事に対しても短い文章の中で東野圭吾さんの視点でまとまっています。 科学的なこと…街で見かけること…いろいろなことが書かれているので退屈することはありません。
売れっ子作家がどんな視点で物事を見ているか…というのが読んでいて楽しい部分です。
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題名と違って…サイエンス=科学に絡まない話しも多いです。
(時によっては皮肉なタッチも楽しいです)