百物語 (岡本綺堂)

これはゾクッとします。

短い話なので、朝の通勤途上でサクッと読み終えました。
この短い中で話が何回か展開を見せます。
素晴らしい…。

だから…時代を超えて読まれているのでしょう。

百物語…昔、夏の夜長を楽しむ遊びのようなことだと思います。なるほど…こんな感じで昔は怪談話しをしたんだなぁ…と武士が居た時代の風俗が伝わってきました。

若い武士…今なら中学生か高校生の年頃かな…が夜集まり夜の番をすればこんなことをするだろうなぁ…。
この辺りの導入も自然でスッと話しに入り込めました。

お勧めの短編。

スマートフォンで青空読手を使って青空文庫にアクセスして、よみました。

(2011年9月1日:朝の通勤電車内で読了)