いい言葉は、いい人生をつくる (斎藤茂太)

いろいろな方の良い言葉が斎藤茂太さんが解説を添えている本です。 解説といっても説教臭く無いのが嬉しいです。

…すべき、…するのが良い、というのは気分が落ち込んでいる時に読むとイライラしたり…、余計に気分がダウンしたり…ということになってしまいます。 あ…少なくとも私はそういう状態に向かうことが多いです。

その点…斎藤茂太さんの本はあまりそういう上から目線的な要素が薄いように思います。 だからこそ…この本は売れているのでしょう。

斎藤茂太_いい言葉は、いい人生をつくる

より前向きになりたい方…、今は前向きになれない方…、何か壁にぶつかってしまっている方…、いろいろと問題を抱えている時に参考になります。 斎藤茂太さんの解説ということを飛ばして、多くの方々の言葉だけを拾い読みするだけでも勇気付けられます。

人によってこの本のどの部分が良いと思うかは、その人の置かれている状況によっても違うと思います。

私は気分がダウンな感じの時にはのんびりと読むこともあります。 でも…なんだかこの2~3日気分が…なんていう場合には、目次から自分の読みたい気分のページを開いて1~2行で書いてある「いい言葉」だけをパラパラ…っと読む感じです。

私は気分の上下が激しいように自分でも思っています。 とても良い気分の時には…あまり調子に乗らないように…、気分が優れないときにはなんとか気分を高揚させるために…、この本を手に取ることがあります。

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この本の中での好きな言葉は「どんなにベッドが温かくても、そこから出なくちゃいけない」というグレース・スリィックさんの言葉です。

確かにそうなんですよ。 でも…気分がダウンな時ってベッドから出たくない時ありますよね。 そういうときにこの本を手に取るのです。

手元に置いて時々目を通すと気分を安定させることが出来るように思います。

(私にとっての精神安定剤…かな…?)

 

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