葉桜の季節に君を想うということ (歌野晶午)

地震で被災している方々が多いです。 まずは飲み物、食べ物、暖をとるものですが、長期になりそうなので来週以降には薄い本でも良いので文庫本なども必要になるでしょう。

歌野晶午_葉桜の季節に君を想うということ極限状態で生き延びることの出来た人たちの話を聞くと、互いに物語を語り合ったり…なにかのストーリー…つまり現在の辛い状況とは別の状況に頭を飛躍させた…場合が多い…というのは多くの方々も分かっている事だと思います。 まぁ…そうはいっても悲惨な話しを読みたいとも思わないでしょうから…読んだ後にほのぼのするような話しや…読んでいて思わずニヤリとする話しを私だったら読みたいです。

しかも、1回読んだら飽きてしまうような話しではなくて…もう一度…と手に取りたいような作品をそういう状況だったら読みたいかな…と…。

この作品…いやぁ…最後まで分からなかった。 こんな結末だとは…、読み終わってスグ、ページを最初に戻してもう一度読み返してみました。

1回目と2回目では、頭の中に浮かんでくる情景が全く異なる状態。 しかも…どちらもありだな…という感じ。 いやぁ…やられたって思いました。

1回目に…なんだかちょっとね…とほんの少しだけ違和感のあった部分もありました。 もちろん2回目には…なるほど…という感じで違和感が全くなくなりました。

この本…お勧めですよ。

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(2009年に読了)

 

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