ほんのりと期待してこの本を買ってしまった…。(笑)
いやぁ…出版社の策略に引っ掛かった感じでした。 内容はというと引きこもりの人達の為のNPOで活躍している人達の話でした。
そのNPOでの命名がレンタルお姉さんだったんですね。 ドキュメンタリーです。
引きこもる人の立場に立って…優しい言葉をかけるだけではなく、時には厳しく接する心優しい人達の話です。 それも専門職ということではなくて…普段は普通の仕事をしているボランティアの方…というのが驚きでした。
いやぁ…こういうボランティア…やってみたいな…と少しだけ思いましたけど…すぐに無理無理…ってなりました。 だって、そんなに忍耐力ないし…仕事をしてなおかつ全国にボランティアで…なんて頭が下がるだけですね。
私もボランティア活動したことがあります。 米国にボランティアで行く予定の高校生や大学生が英会話になれるために英語で話す話し相手をする…というだけのことでした。 それでも…仕事の休みの日に半日取られるというのは結構な負担に感じたモノです。
ボランティアそのものには充実感を感じますし、やりがいもあるので、またどこかで機械を見つけてボランティアに参加しようとは思っていますが…なかなか…。 そんな私ですが…この本に出てくるボランティアの方々は…ひやぁぁぁ…凄いスーパーレンタルお姉さんですよっ!
読んでいて気がつくのは引きこもりは当人ではなくて周りの家族が引きこもりが出来る環境を作ってしまっているということもあるということです。 ただ、そこは変えようと思っても変わるものではないので、引きこもっている人の心に働きかけようとしている部分が頭が下がります。
エッチな内容を期待している方にはお勧めしません…。
(2010年:読了)