いい言葉は、いい人生をつくる (斎藤茂太)

いろいろな方の良い言葉が斎藤茂太さんが解説を添えている本です。 解説といっても説教臭く無いのが嬉しいです。

…すべき、…するのが良い、というのは気分が落ち込んでいる時に読むとイライラしたり…、余計に気分がダウンしたり…ということになってしまいます。 あ…少なくとも私はそういう状態に向かうことが多いです。

その点…斎藤茂太さんの本はあまりそういう上から目線的な要素が薄いように思います。 だからこそ…この本は売れているのでしょう。

斎藤茂太_いい言葉は、いい人生をつくる

より前向きになりたい方…、今は前向きになれない方…、何か壁にぶつかってしまっている方…、いろいろと問題を抱えている時に参考になります。 斎藤茂太さんの解説ということを飛ばして、多くの方々の言葉だけを拾い読みするだけでも勇気付けられます。

人によってこの本のどの部分が良いと思うかは、その人の置かれている状況によっても違うと思います。

私は気分がダウンな感じの時にはのんびりと読むこともあります。 でも…なんだかこの2~3日気分が…なんていう場合には、目次から自分の読みたい気分のページを開いて1~2行で書いてある「いい言葉」だけをパラパラ…っと読む感じです。

私は気分の上下が激しいように自分でも思っています。 とても良い気分の時には…あまり調子に乗らないように…、気分が優れないときにはなんとか気分を高揚させるために…、この本を手に取ることがあります。

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この本の中での好きな言葉は「どんなにベッドが温かくても、そこから出なくちゃいけない」というグレース・スリィックさんの言葉です。

確かにそうなんですよ。 でも…気分がダウンな時ってベッドから出たくない時ありますよね。 そういうときにこの本を手に取るのです。

手元に置いて時々目を通すと気分を安定させることが出来るように思います。

(私にとっての精神安定剤…かな…?)

 

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怪しい人びと (東野圭吾)

7つの短編が楽しめる1冊です。

どことなく昔の映画の名作「アパートの鍵貸します」の雰囲気がある作品だったりするのも楽しいです。 それぞれの短編が全然違うシチュエーションと展開を持っています。

長い小説は苦手…という方にもお勧め出来ます。 ミステリータッチではありますけど…マニア向けということでもないです。

最近はミステリー大賞にどう考えてもミステリーではないジャンルの小説がノミネートされているところをみると、ミステリーというジャンルは審査員そのものが閉塞感を感じているようにも思います。 まぁ…ミステリーというジャンルでコアのファンと作家での閉鎖空間から、もっと広い視点でミステリーを捉えたいということだと私は思ってます。

東野圭吾さんはミステリー的なものとヒューマンドラマ的なものを融合させようと最近の作品では注力しているように感じます。 この短編集はそのどちらの方向性の作品も含まれているので…お得かな…。

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東野圭吾_怪しい人びと

通勤や普段のチョットした時間で何か面白い本を読みたいな…という方にお勧めします!

(買って3回読んだかな…)

 

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ローマ人への20の質問 (塩野七生)

ローマの生活については、いろいろな映画や話しを通じて知っているような気がしてました。 でも…実はよく知らなかったりします。

ローマでの格差とか、ローマ市民とは誰を指すのか…なんてあまりきにしないで映画や本を読んでいたんだなぁ…ということを実感しました。 その時代背景が分からないと…その時代の常識が分からないので変に思うこともありますよね。

まぁ…優れた映画だと知らなければいけないような知識はさりげなくちりばめられているので事前知識が無くても良いので、気にしないことが多いんでしょう。

いやぁ…でも一般的なローマ時代の一戸建て(?)の間取りなんかも巻頭に紹介してありますが…日本の昔の家屋とは全く考え方が違います。 この生活様式を前提としてローマ時代のドラマが成り立っているんだなぁ…と思いました。

でも…単純な歴史物ではないからこそ、この本をキープしておいて時折目を通したくなるのでしょう。

今の日本の生活と当時のローマの生活を比較すると、とても似ている部分があるのに驚かされます。 何かこの本からヒントを得られる部分が今の日本にもあるのではないでしょうか…。

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塩野七生_ローマ人への20の質問

ローマ時代のことを書いていますが、実は今の時代の日本に対しての意見をぶつけているのではないかと思います。 特に、一番最後の「なぜ…滅んだの」というのは、日本の歴史上でも例を見ないほどの繁栄を謳歌している日本への意見だと感じてます。

(ローマ時代のことを読み現代のことを考えさせられます)

 

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陰日向に咲く (劇団ひとり)

芸人、劇団ひとりさんの書いた本です。 芸能人の書いた本…って今まで余り良い印象がなかっんですよ。 この本が売れているのも知ってたんですが、平積みのところを素通りしていました。

読んでみたら…良い本です。 文章もこなれているし…、ゴーストライターが書くようなドキュメンタリーや自伝的な話しじゃないし…もっと早く購入すれば良かった…と思いました。

劇団ひとり_陰日向に咲く

極々普通…というよりも…社会的には恵まれていない…もしくは…自分でそういう道を選んでしまった、もしくは選ばざるを得なかった…というような人びとの話しなのですが…悲惨な感じは無いですね。 なんとなくですが…ほんのりと幸せな気分に包まれるような感じの本です。

状況だけを考えるととても幸せとは言えないような人びとのエピソードがいくつも綴られています。 別々に進行していた個別の話しが最後におぉっ…という感じでまとまりをみせるところも上手いです。 

大抵の場合は騙される側のことを書いてある小説を読むと…なんとも行き場のない…悲しい気分になるものです。 ところが、この小説では騙される側の話しを読んでいても…暗い気分にならないんです。 そこが不思議なんですよ。

恐らく、劇団ひとりさんがとても前向きな方なのではないかと思います。 思い悩んだとき…なんとなく閉塞感に囚われてしまっているとき…なんかには良いかも知れないです。 私同様になんとなくホワッとして気分になり、ちょっとだけ心の重しがとれたりするかもしれません。

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読み終えると…ちょっとホッとするような気分になれる本です。

(確か…2009年に読了)

 

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ガールズ・ブルー (あさのあつこ)

あさのあつこさんの本では男子が主人公の本も多いですが…この本は高校生女子を中心にひと夏の出来事が描かれています。

入院しているからといって弱い訳ではなく…、おちこぼれだからといって何も考えてない訳ではなく…、とそれぞれの女子はそれぞれ違う事情があり、性格も違うんです。 行動もそれぞれに自分で考えての結果だったり、成り行きだったり…、その時々に違うのもその性格によるものです。

登場人物が誰も心優しいのが泣けます…。

世の中が…こういう心優しい人たちだけで構成されていれば…醜い争いの多くはなくなるのにな…。 でも…実際の社会ではこういう心優しい人たちだけではないのが悲しいです。

関東・東北の大震災だけではなく、関西での大震災の時にも、被災した住宅地での留守宅に空き巣が入ったりすることを聞くととても悲しい…。 被災地の金融機関や商店にあまり人が居ないときに押し入ってお金を…という行為を働く人も結構居るようです。

世の中…良い人ばかりではなく…卑劣な人というのもある程度の割合で居るのも事実です。 被災者の中にもそういう人が居るので…中にはこれをチャンスと思い…行動を起こす人も居ることには注意が必要なんです。 それは分かっています。

でも…やはり…今回もそういう話題が流れてきした。 そういう出来事を見聞きすると心がその汚れでくすんでしまうような気がします。 

そういう現実の悲しさを目にしたときなんかには、このあさのあつこさんの「ガールズ・ブルー」を読むんです。 濁ってしまった心が綺麗になる気がするんですよ。

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森絵都_ガールズ・ブルー

読み終わるとなんだか気分がスキッとします。 沈んだ気分の時や…なんだかモヤモヤとしている時に読むのにお勧めです!

(私は気分が凹んだ時に何回も読んでます)

 

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