ローマ人への20の質問 (塩野七生)

ローマの生活については、いろいろな映画や話しを通じて知っているような気がしてました。 でも…実はよく知らなかったりします。

ローマでの格差とか、ローマ市民とは誰を指すのか…なんてあまりきにしないで映画や本を読んでいたんだなぁ…ということを実感しました。 その時代背景が分からないと…その時代の常識が分からないので変に思うこともありますよね。

まぁ…優れた映画だと知らなければいけないような知識はさりげなくちりばめられているので事前知識が無くても良いので、気にしないことが多いんでしょう。

いやぁ…でも一般的なローマ時代の一戸建て(?)の間取りなんかも巻頭に紹介してありますが…日本の昔の家屋とは全く考え方が違います。 この生活様式を前提としてローマ時代のドラマが成り立っているんだなぁ…と思いました。

でも…単純な歴史物ではないからこそ、この本をキープしておいて時折目を通したくなるのでしょう。

今の日本の生活と当時のローマの生活を比較すると、とても似ている部分があるのに驚かされます。 何かこの本からヒントを得られる部分が今の日本にもあるのではないでしょうか…。

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塩野七生_ローマ人への20の質問

ローマ時代のことを書いていますが、実は今の時代の日本に対しての意見をぶつけているのではないかと思います。 特に、一番最後の「なぜ…滅んだの」というのは、日本の歴史上でも例を見ないほどの繁栄を謳歌している日本への意見だと感じてます。

(ローマ時代のことを読み現代のことを考えさせられます)

 

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