雨月 (藤沢周)

面白くて翌日の通勤で読み終えようと思っていたのに、寝る前のベッドで最後まで読んでしまいました。 

藤沢周_雨月女性の描写が上手くてイメージがホワホワホワと読み進めると具体的に生々しく頭の中に浮かんできます。 男性はというと、コンピューターグラフィックの試作段階で作るポリゴンでカクカクしているような描写が荒い感じでしかイメージが浮かばなかったです。 

もしかしたら…σ(^^) の頭が女性のイメージ構築には熱心で、男性のイメージ構築にあまり関心が無いだけなのことかも知れないですけどねぇ…。

女性の描写はちょっとした仕草や表情の様子なんかも細かくて素敵です。

表紙のイメージ通りに、畠山、杉原、田中、佐々木とそれぞれ性格も見た目も全く違う感じの女性が出てきます。 エロティックな場面も多く、男性に取っては嬉しい話しの展開です。

多くの小説は、主人公や主人公に身近な登場人物が犯罪にかなり密接に関わるストーリー展開になっています。 が…この雨月は異なります。

犯罪が繰り広げ欏れるのが、登場する人物と関わりがあるけど事件自体とはすれ違っているような感じなんです。 でも…それだけにリアルです。

だって、事件の当事者になるよりも、自分の身近で事件が起こるということの方がリアルです。 というのも、自分が何らかの南斉に関わっていない限り事件に巻き込まれるという程にかかわる…ということはそれ程ないと思うからです。

読んでいるとこの小説は前半は色恋のもつれから話しが展開するのかな…と思います。 後半はその色濃い絡みの話しに加えてもっと強烈な犯罪が姿を露わにしてきます。 しかもその後半の展開は早く面白いです。

いやぁ…読み終えて主人公と周りの登場人物はその後どうなったのかな…なんて想像をしてしまうような感じでした。

オトナ向けの恋愛&冒険犯罪小説といったところでしょうか。

とても面白かったです。

σ(^^)だけだと思うのででも藤沢周さんの文章と合わないみたいです。 途中で何回も読み直さないと文章が頭に入ってこないことがありました。 

(2011年2月16日:ベッドで寝る前に読了)

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