評判が良かったしタイトルがキャッチーだったので購入しました。
う~ん、こういう話しが人気があるんですね。 特にどこに向かうでもないし、特に相手のことがとても好きだという感情があふれている訳でもなく…、ただなんとなくその時の気分や流れで…という行動を取る人が結構多いのも知っています。 だからといって、そういう行動を文章にしても楽しいのかな…というのが素直な感想。
でも…人気があるということは、こういうストーリーというかシチュエーションを淡々と記述してあるような感じというのもそれなりに魅力的なんだろうなぁ…と…。 まぁ…そうだとしてもそれ程魅力的なものだとは感じませんでした。
もしかしたら殺伐とした殺人が次々と起こる話しや、激情と言っても良いような強い愛情を描いた作品などが多いので、多くの本を読んでいる人にとってはこの本のような緩いというか…なんとなくの話しが気持ちを落ち着かせてくれたりするのかも知れないです。
だからといって面白くないという訳じゃないです。
テレビドラマなどにするには良い話しかな…とも思いました。
(2010年:秋頃読了)